健全性チェック手順は、システム管理者がインストールのテスト準備が整ったことを確認するための手順です。したがって、単体テスト、統合テスト、ユーザ検証に進む前に、明白なまたは基本的な誤動作が修正されていることを確認するための予備テストセットです。
- context broker をデフォルト・ポート (1026) で起動します
- 次のコマンドを実行します
curl --header 'Accept: application/json' localhost:1026/version
- バージョン番号が、稼働時間情報およびコンパイル環境情報とともに出力されていることを確認します :
{
"orion" : {
"version" : "1.8.0-next",
"uptime" : "0 d, 0 h, 2 m, 30 s",
"git_hash" : "c49692a996fb8d23cb2e78992094e26b1ca45dac",
"compile_time" : "Wed Sep 27 16:56:16 CEST 2017",
"compiled_by" : "fermin",
"compiled_in" : "debvm",
"release_date" : "Wed Sep 27 16:56:16 CEST 2017",
"doc" : "https://fiware-orion.rtfd.io/"
}
}
"contextBroker" という名前のプロセスが起動され、実行されている必要があります。たとえば以下のとおりです :
$ ps ax | grep contextBroker
8517 ? Ssl 8:58 /usr/bin/contextBroker -port 1026 -logDir /var/log/contextBroker -pidpath /var/log/contextBroker/contextBroker.pid -dbhost localhost -db orion
Orion Context Broker は、デフォルト・ポートとして TCP 1026を使用しますが、-port
コマンドライン・オプションを使用して変更できます。
Orion Context Broker は、MongoDB データベースを使用します。これは、コマンドライン・オプション dbhost
, -dbuser
, -dbpwd
および -db
を使用してパラメータを提供します。MongoDB は認証つまり --auth
を使用して実行されている場合、-dbuser
と -dbpwd
のみ使用されます。
mongo コンソールを使用してデータベースが動作していることを確認できます :
mongo <dbhost>/<db>
mongo コンソールの次のコマンドを使用して、broker が使用するさまざまなコレクションをチェックすることができます。ただし、最初にドキュメントを挿入するときに broker がコレクションを作成するので、broker を初めて実行する、またはデータベースがクリーンアップされている、broker がまだリクエストを受信していない場合、コレクションは存在しません。特定の瞬間に実際のコレクションリストを取得するために show collections
を使用します。
> db.registrations.count()
> db.entities.count()
> db.csubs.count()
> db.casubs.count()