ENGLISH VERSION IS HERE!!!
Arduinoを使用し、電鍵をキーボード化するソフトウェアです。Arduinoに接続されたボタンまたは電鍵など(ONとOFFの切り替えができるスイッチであればなんでも可)を入力装置とし、モールス信号(CW)をキーボード入力に変換します。スピードなどは、コード内で切り替えることができます。
本プログラムを動作させるには、次の4つのことが必要です。
- telegraph.inoのArduino Unoへの書き込み
- Arduino Unoのデジタルピン2にボタンや電鍵を接続
- Pythonで必要なライブラリをインストール
- Pythonプログラムを起動
本プログラムは、Arduino IDE及びPython 3.11を使用し作成されました。Arduinoのコードは、Arduino IDEを用いてArduino Unoに書き込んでください。特に必要なライブラリ等はありません。また、PythonプログラムはPySerialライブラリ、Pyperclipライブラリ、Pyautoguiライブラリのインストールが必要です。
pip install pyautogui
pip install pyserial
pip install pyperclip
プログラム内の15行目の「COM4」は、環境に合わせて変更してください。数字の部分は、Arduino IDE内から確認が可能です。写真を参照してください。
検証はArduino Unoでのみ行っております。他のArduinoは未検証です。
Arduino Unoのデジタルピン2ピンに、電鍵またはタクトスイッチなどを接続してください。ピン番号は、telegraph.inoの一行目で指定してください。デフォルトは2に設定されています。
モールスの長点の長さを変更したい場合は、Receiver.pyの6行目の「speed」変数を変更してください。これは、長点の長さを秒数で入力してください。また、7行目の「space_speed」変数は、空白の長さ(語と語のスペース)です。これも、空白の長さを秒数で入力してください。
設定を変更することで、和文モード・欧文モードと切り替えることができます。切り替えるには、Receiver.pyの14行目の「type」変数を変更してください。値を1に設定すると、欧文モードになり、2に設定すると和文モードになります。