-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
New issue
Have a question about this project? Sign up for a free GitHub account to open an issue and contact its maintainers and the community.
By clicking “Sign up for GitHub”, you agree to our terms of service and privacy statement. We’ll occasionally send you account related emails.
Already on GitHub? Sign in to your account
\CIDC{}, \CIDT{}, \CIDK{}の多書体化 #8
Comments
https://github.com/t-tk/japanese-otf-uptex/releases/tag/v0.29 |
\CID の多書体化とは直接関係ありませんが 「upLaTeX使用時はsubfont方式ではなく文字コードとしてCIDのスカラー値を直接使用する」 という方針転換に付随した意図しない挙動が生じているようです。 \documentclass[uplatex]{article}
\usepackage{otf}
\begin{document}
あ\CID{12289}% 12289 = 0x3001 (Unicode "、")
\tracingonline1
\showboxdepth10000
\showboxbreadth10000
\showlists % CID の "ぎ" が "、" と誤解されて禁則ペナルティが入ってしまう
\end{document} texjporg/tex-jp-build#150 の 2022-10-26 の @t-tk さんコメントにあった
のところの予期せぬ結果の一種と思われます。 従来は文字コード 0x110000 以降に飛ばしていたところなので,それは維持する必要があったと思います。 |
\CID{12289}の前には禁則ペナルティが入らないように直すつもりですが、 \documentclass[uplatex]{article}
\usepackage{otf}
\begin{document}
あ\CID{12289}% 12289 = 0x3001 (Unicode "、")
い\UTF{3001}%
う、%
\tracingonline1
\showboxdepth10000
\showboxbreadth10000
\showlists % CID の "ぎ" が "、" と誤解されて禁則ペナルティが入ってしまう
\end{document} |
ありがとうございます。\UTF についても入れない仕様で統一,で良いと思います。 |
ご意見ありがとうございます。 |
\CID{}前の禁則ペナルティを挿入しない件、CTANに投稿しました。 |
% platex or uplatex
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{otf}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
\parindent0pt
\kanjiskip=0zw plus .5zw minus -.05zw
\jcharwidowpenalty=10000
\fbox{\parbox{32.5zw}{%
人の目の届かぬところに虫は潜み、
人の手の届かぬところに虫は棲みます。}}
\makeatletter
\if@otf@uplatex
%\kcatcode"110000=16% kanji
%\kcatcode"110000=17% kana
%\kcatcode"110000=18% other_kchar
%\kcatcode"110000=19% hangul
\fi
\makeatother
\fbox{\parbox{32.5zw}{%
人の目の届かぬところに虫は潜み、
人の手の届かぬところに虫は棲みま\UTF{3059}。}}
\makeatletter
\if@otf@uplatex
%\kcatcode"110000=16% kanji
%\kcatcode"110000=17% kana
%\kcatcode"110000=18% other_kchar
%\kcatcode"110000=19% hangul
\fi
\makeatother
\fbox{\parbox{32.5zw}{%
人の目の届かぬところに虫は潜み、
人の手の届かぬところに虫は棲みま\CID{866}。}}
\end{document} |
オリジナルに動作をあわせるべく、uptexのエンジンの kcatcode の初期値を other_kchar(18) → kanji(16) に変更は |
\CIDC{}
,\CIDT{}
,\CIDK{}
は、現在、本家 otfパッケージ (japanese-otf) で2書体用意されているフォントセットをそのまま用いている。これを、本文用フォントや
\UTF{}
(日本語用),\UTFC{}
,\UTFT{}
,\UTFK{}
(CK用, #4) と同様に7書体に拡張する。#2, #3, #4 とも関連する。
Ref.
和文vf の fallback を使った vf の軽量化
\UTFC{}, \UTFT{}, \UTFK{}の多書体化
HaranoAjiFonts とその CK版でテストする。
\CID{}
,\CIDC{}
,\CIDT{}
,\CIDK{}
のいずれもupLaTeX使用時はsubfont方式ではなく文字コードとしてCIDのスカラー値を直接使用するようにする方針。フォントのリスト
7書体は、明朝体3ウェイト(ml,mr,mb)、ゴシック体3ウェイト(gr,gb,ge)、丸ゴシック体(mgr)
横組用(h)、縦組み用(v)2種類。
日本語
Japanese, Adobe-Japan, \CID{}
vf/cidj*--[hv].vf (7書体,14個, Unicode)
tfm/cidj*--[hv].tfm (7書体,14個, Unicode)
tfm/otf-cj*-[hv].tfm (7書体,14個) 既存だが、半角幅,1/3角幅,1/4角幅対応のため上書きする。
簡体中国語
Simplified Chinese, Adobe-GB, \CIDC{}
vf/cidc*--[hv].vf (7書体,14個, Unicode)
tfm/cidc*--[hv].tfm (7書体,14個, Unicode)
tfm/otf-cc*-[hv].tfm (7書体,14個) うち(2書体,4個,otf-cc{mr,gr}-[hv].tfm)は既存だが、半角幅対応のため上書きする。
繁体中国語
Traditional Chinese, Adobe-CNS, \UTFT{}
vf/cidt*--[hv].vf (7書体,14個, Unicode)
tfm/cidt*--[hv].tfm (7書体,14個, Unicode)
tfm/otf-ct*-[hv].tfm (7書体,14個) うち(2書体,4個,otf-ct{mr,gr}-[hv].tfm)は既存だが、半角幅対応のため上書きする。
韓国語
Korean, Adobe-Korea, \UTFK{}
vf/cidk*--[hv].vf (7書体,14個)
tfm/cidk*--[hv].tfm (7書体,14個)
tfm/otf-ck*-[hv].tfm (7書体,14個) うち(2書体,4個,otf-ck{mr,gr}-[hv].tfm)は既存だが、半角幅対応のため上書きする。
cid{j,c,t,k}*--[hv].{vf,tfm} の文字コードはCIDのスカラー値とする。
pLaTeXはサポートせず、upLaTeXのみのサポートとする。
従来の cid{j,c,t,k}*[a-z]-[hv].{vf,tfm} では、pTeXの漢字領域の文字コードを使用し多数のsubfontに分ける実装だった。
\UTFM{} にも今回同様の多書体化ができそうだが、面倒くさそうなので今回は対応しない方針。
The text was updated successfully, but these errors were encountered: