※本ビルドガイドの画像は開発中のものを含むため、お手元の製品と一部異なる場合があります
Aluminum feetやアクリルプレートの使用など、Navpad 1.0のカスタマイズについてはこちら
一部手順が前後する箇所や、レイアウトに指定がある場合がありますので、このビルドガイドの前に必ずご一読ください
回路図はこちらからどうぞ
部品名 | 数量 | 備考 |
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基板 | 1枚 | |
トッププレート | 1枚 | |
ボトムプレート | 1枚 | |
ダイオード | 36個 | スルーホールにのみ対応 |
ProMicro | 1個 | |
ピンヘッダ | 2本 | ProMicro付属のものを使用します |
タクトスイッチ | 1個 | |
M2 4mm ネジ | 22本 | |
M2 7mm スペーサー | 9個 | |
M2 5mm スペーサー | 2個 | |
Cherry MX互換キースイッチ | ~35個 | Numpad部分のレイアウトにより変動 |
Cherry MX互換キーキャップ | ~35個 | Numpad部分のレイアウトにより変動 |
ゴム足 | 4個 |
部品名 | 数量 | 備考 |
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コンスルー | 2本 | MAC8製 XB-3-2.5-12P |
スタビライザー 2Uサイズ | ~3個 | 0 キーやEnter キーを2Uとする場合に必要 |
LED(SK6812MINI-E) | 9個 | 各種インジケーターとして使用 |
ロータリーエンコーダー | 1個 | |
ロータリーエンコーダー用ノブ | 1個 |
名称 | 備考 |
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はんだごて | LEDを使用する場合は、温度調節機能のあるもの |
ニッパー | コンスルーを使用しない場合は約0.3mm以上の切断能力が必要 (ProMicro付属のピンヘッダをカットします) |
ドライバー | PH1のもの (M2ネジの固定に使用します) |
棒ヤスリ | #400程度のもの (折り取った基板を整える際に使用します) |
作業の前に必ずこのビルドガイドを最後までお読みください。また、以降の作業では先端の非常に熱くなるはんだごてを扱います。作業の途中に席を離れる際は電源を切るなど、やけどや怪我には十分ご注意ください。
- (オプション)LEDのはんだ付け
- ダイオードのはんだ付け
- リセットスイッチのはんだ付け
- ProMicroの取り付け
- ファームウェアの書き込み
- プレートの準備
- キースイッチの取り付け
- ロータリーエンコーダーの取り付け
- キースイッチ、ロータリーエンコーダーのはんだ付け
- はんだ付けしたキーの動作確認
- ProMicroカバーの取り付け
- ボトムプレートの取り付け
- キーキャップ/ロータリーエンコーダー用ノブの取り付け
*LEDの取り付けは最後へ回すことができます
基板上、次の箇所にLEDを取り付け、はんだ付けします。このとき、はんだごての温度を270℃以下に設定することをおすすめします。 LED以外の部品については一定の耐熱があるので320℃程度で使用できます。
LEDにはそれぞれ向きがあり、取り付ける場所によって向きが異なりますのでご注意ください
基板上[DXX |]
とある位置にダイオードを差し込み、はんだ付けします。このとき、ダイオードにある黒い帯が基板の四角い穴に合うように差し込みます
長く余ったピンは適当な長さに切りそろえます
基板を裏返し、右上のReset
とある位置にタクトスイッチを取り付け、はんだ付けします
ProMicro付属のピンヘッダを使用し、基板にProMicroをはんだ付けします
ピンの短いほうを基板へ、長いほうをProMicro側へ向け、取り付けます
それぞれはんだ付けし、余分なピンは適当な長さに切りそろえます
*切りそろえたピンを再びはんだごてで温めると先端をきれいに整えることができます
コンスルーの向きを揃えて基板に差し込み、ProMicroとはんだ付けします
このとき、ダイオードやリセットスイッチを取り付けた基板とははんだ付けしません
Navpad 1.0はファームウェアとしてqmk_firmwareを使用しています。公式のDocsのとおりに環境を用意し、書き込みます。
コマンドラインからの書き込みを予定している場合は必要な環境のダウンロードに時間がかかることがあるため、前もってダウンロードを進めておくとスムーズです。
qmk flash -kb yushakobo/navpad/10/rev1 -km default
*コマンドラインから書き込む場合は/rev1
の部分を省略できます
ファームウェアの書き込みが完了したら、はんだ付けしたLEDが白色に光ることを確認しましょう(CapsLockやNumLockがオンになっていると一部は青く点灯します)
トッププレート右上のProMicroカバー部分を折り取ります
オプションのロータリーエンコーダーを取り付ける場合は、となりの四角い部分も折り取ります
折り取った部分はささくれになり、怪我の原因となるため、やすりを用いて端面を整えます
準備したトッププレートにキースイッチを取り付けます。このとき、右下部のレイアウトによって取り付け位置や向きが異なるので注意します
2Uを使うレイアウトの場合、このタイミングで基板にスタビライザーを取り付けます
スタビライザーの取り付け方について、詳しくはこちらをご確認ください
中央上部にロータリーエンコーダーを取り付けます
基板とトッププレートを組み合わせ、キースイッチとロータリーエンコーダーをはんだ付けします
qmk_configuratorのtest画面などを使用して、キーの動作を確認します
ProMicroカバー部に短いスペーサーを取り付けます。
ProMicroカバーを乗せ、ネジ止めします
長いほうのスペーサーを取り付けます
ボトムプレートのゴム足取り付け目安位置(4箇所)にゴム脚を貼り付け、ネジ止めします
キーキャップ、ロータリーエンコーダー用ノブを取り付けて完成です