このリポジトリのソースコードは、Visual C++で実装されているカスタムコントロールを UiPath Robot で自動化可能にする最小限の Microsoft Access Accessibility 実装を例示するためのデモアプリのソースコードです。
Microsoft 標準のコントロールは、それぞれウィンドウクラスと IAccessible インターフェースが実装されていますから、ユーザーアプリケーション側で特別に考慮することなく UiPath Robot でセレクターが取れます。しかしながら、ユーザー独自に実装したカスタムコントロールが単一のウィンドウクラスで複数の UI 要素を実装した場合、それらの UI 要素についてはそのままではセレクターが取れません。そのような場合に、ここで紹介している方法により IAccessible インターフェースを実装することで、UiPath Robot でセレクターが取れるようになります。
このソースコードは、マイクロソフト Visual Studio Professional 2017 (バージョン 15.9.19) を使って作成しました。ビルドも同じ Visual Studio で行うことを想定します。