Skip to content

Commit

Permalink
update posts - 2024-12-02
Browse files Browse the repository at this point in the history
  • Loading branch information
mnishiguchi committed Dec 2, 2024
1 parent 71aaed5 commit f2082aa
Showing 1 changed file with 25 additions and 44 deletions.
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -6,18 +6,23 @@ tags:
- USB-TTLシリアル変換
- Nerves
private: false
updated_at: '2024-12-01T23:01:28+09:00'
updated_at: '2024-12-02T09:11:57+09:00'
id: db574d3aac1653e9ffa3
organization_url_name: fukuokaex
slide: false
ignorePublish: false
---

## はじめに

この記事では、USB-シリアルケーブルを Raspberry Pi に接続するための、簡単かつ実用的な方法を紹介します。この方法では、ジャンパーワイヤーと 3 ピンコネクタハウジングを使用し、ケーブルを改造せずに安全に接続できます。特に初心者の方にとって取り組みやすく、配線ミスを防ぎつつ、シンプルかつ整理された接続が実現できるのが特徴です。

## 経緯

先日、東京の秋葉原で開催された [秋葉原でパーツお買い物&そのまま Nerves 入門!](https://piyopiyoex.connpass.com/event/317734/) というイベントに参加しました。このイベントは、[Myasu](https://connpass.com/user/myasu/) さんと [Nako](https://connpass.com/user/ko-kudo/) さんが共同企画し、電子工作や Elixir に関心のある人たちが集まって、楽しい学びの時間を共有しました。参加者みんなで秋葉原の電子街でパーツを探し回った後、Raspberry Pi 4 で [Nerves](https://nerves-project.org/) を動かして実験を楽しむという内容でした。

[Myasu](https://connpass.com/user/myasu/) さんは、Elixir や Nerves を活用した IoT 開発に関する著書『[Elixir ではじめる IoT 開発入門 Nerves プラットフォームで組み込み開発にトライ!](https://nextpublishing.jp/book/17353.html)』を執筆されています。この書籍は、Elixir と Nerves を用いた組み込み開発の基礎から応用までを詳しく解説しており、初心者から上級者まで幅広い層に向けた内容となっています。特に、実践的なサンプルコードやプロジェクト例が豊富に含まれており、実際の開発現場で役立つ知識を習得することができます。また、Nerves を使ったプロジェクトのセットアップ方法やデプロイ手順など、実務で直面する課題への対応方法も詳しく紹介されています。この書籍を通じて、Elixir と Nerves を活用した IoT 開発の魅力と可能性をぜひ体感してみてください。

イベント中に、私は「配線のピン番号を覚えるのが苦手で、接続ミスが多い」という悩みを [Myasu] さんに相談しました。すると、[Myasu] さんは「ジャンパーワイヤーと 3 ピンコネクタハウジングを使うと便利だよ」と、この方法を教えてくれました。このテクニックを試してみたところ、配線ミスの不安が解消され、接続が非常にスムーズになったので、この記事でその方法を紹介します。

https://qiita.com/nako_sleep_9h/items/8956a061b014f11cc65c
Expand Down Expand Up @@ -90,88 +95,64 @@ https://www.monotaro.com/p/6496/0246/

### ステップ 1: ジャンパーワイヤーを準備する

#### 1. 必要なジャンパーワイヤーを選ぶ
GND、RX、TX に対応する 3 本のジャンパーワイヤーを選びます。

- GND、RX、TX に対応する 3 本のジャンパーワイヤーを選びましょう。
配線ミスを防ぐために色分けが便利です。たとえば:
- ****: GND(グラウンド)
- ****: RX(受信)
- ****: TX(送信)
ジャンパーワイヤーの一方の端からプラスチックコネクタを慎重に取り外します。 小型ドライバーやピンセットを使うと簡単です。

#### 2. 片方の端のコネクタを取り外す

- ジャンパーワイヤーの一方の端からプラスチックコネクタを慎重に取り外します。
小型ドライバーやピンセットを使うと簡単です。

![DSC_0117 (1).jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/82804/0bb3c757-742f-3caa-a89e-ce92555d5287.jpeg)
![DSC_0117.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/82804/0bb3c757-742f-3caa-a89e-ce92555d5287.jpeg)

![Screenshot from 2024-12-01 10-55-41.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/82804/2c1d1e53-495a-ee56-f762-ecd7034acdb9.png)

:::note warn
金属ピンを曲げたり傷つけないよう、慎重に作業してください。
:::

#### 3. 配線を整理する

- 取り外したピンを整え、以下の順序で並べておきましょう:
- ****: GND
- ****: RX
- ****: TX
取り外したピンを整え、「GND、RX、TX」の順序で並べておきます。

:::note info
色分けを決めておくと、後の接続時に迷わず作業できます。たとえば、以下のような色分けが考えられます。

- 黒: GND(グラウンド)
- 白: RX(受信)
- 緑: TX(送信)

このルールを決めておくことで、再接続時や他のプロジェクトでもスムーズに配線が行え、トラブルシューティングも簡単になります。
:::

### ステップ 2: 3 ピンコネクタハウジングを組み立てる

#### 1. コネクタハウジングを用意する

- プラスチック製の 3 ピンコネクタハウジングを取り出します。
### ステップ 2: コネクタハウジングを組み立てる

#### 2. ピンを挿入する
プラスチック製の 3 ピンコネクタハウジングを用意しジャンパーワイヤーの金属ピンを以下の順序で挿入します:

- 用意したジャンパーワイヤーの金属ピンを以下の順序で挿入します:
1. **1 ピン目(左端)**: GND(黒)
2. **2 ピン目(中央)**: RX(白)
3. **3 ピン目(右端)**: TX(緑)
1. **1 ピン目(左端)**: GND(黒)
2. **2 ピン目(中央)**: RX(白)
3. **3 ピン目(右端)**: TX(緑)

:::note info
各ピンが「カチッ」とはまる音がするまで、しっかりと押し込みましょう
各ピンが「カチッ」とはまる音がするまで、しっかりと押し込みます
:::

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/82804/12db913b-4d1b-e94a-5e61-0c4d09f664fc.png)

### ステップ 3: USB-シリアルケーブルに接続する

#### 1. USB-シリアルケーブルのピン配置を確認
用意したジャンパーワイヤーを以下のように USB-シリアルケーブルに接続します:

- ケーブルの GND、RX、TX の順序を確認します。

#### 2. ジャンパーワイヤーを接続

- 用意したジャンパーワイヤーを以下のように接続します:
- **GND(黒)** → GND ピン
- **RX(白)** → TX ピン
- **TX(緑)** → RX ピン
- **GND(黒)** → GND ピン
- **RX(白)** → TX ピン
- **TX(緑)** → RX ピン

:::note info
RX(受信)と TX(送信)は交差する形で接続します。
:::

### ステップ 4: Raspberry Pi の GPIO に接続する

#### 1. Raspberry Pi の GPIO 配置を確認

- [Pinout.xyz](https://pinout.xyz/) を参照して、GPIO ピンの役割を確認しましょう。
[Pinout.xyz](https://pinout.xyz/) を参照して、GPIO ピンの役割を確認します。


#### 2. GPIO ピンにコネクタを挿す
作成した 3 ピンコネクタを Raspberry Pi の GPIO ピンに慎重に挿し込みます。以下の順序を守ってください:

- 作成した 3 ピンコネクタを Raspberry Pi の GPIO ピンに慎重に挿し込みます。以下の順序を守ってください:
- **GND(黒)** → Ground(グラウンド)ピン
- **RX(白)** → TX(送信)ピン
- **TX(緑)** → RX(受信)ピン
Expand All @@ -191,6 +172,6 @@ RX(受信)と TX(送信)は交差する形で接続します。

この記事では、Raspberry Pi に USB-シリアルケーブルを接続するためのシンプルな方法を紹介しました。この方法は、初心者でも手軽に取り組めるだけでなく、配線を安全かつ再利用可能な形で整理できます。

私自身、[秋葉原でパーツお買い物&そのまま Nerves 入門!](https://piyopiyoex.connpass.com/event/317734/) で Myasu さんから直接教えていただいたこの方法を実践し、その便利さを実感しました。この方法を活用することで、デバッグ作業や [Nerves](https://nerves-project.org/) の設定、新しいプロジェクトへの挑戦がさらにスムーズになるはずです。
私自身、[秋葉原でパーツお買い物&そのまま Nerves 入門!](https://piyopiyoex.connpass.com/event/317734/)[Myasu] さんから教えていただいたこの方法を実践し、その便利さを実感しました。この方法を活用することで、デバッグ作業や [Nerves](https://nerves-project.org/) の設定、新しいプロジェクトへの挑戦がさらにスムーズになるはずです。

この記事が、同じような課題を抱える方や、Raspberry Pi の活用をさらに広げたい方にとって参考になれば幸いです。ぜひ一度試してみてください!

0 comments on commit f2082aa

Please sign in to comment.