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Co-authored-by: Masayoshi Takahashi <[email protected]>
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neko314 and takahashim authored Oct 8, 2024
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: 読書会の話をこの記事でやっていいのか分からないけど、もともと[タイムインターメディア](https://www.timedia.co.jp/)って会社で SICP 読書会とか、そういう読書会文化みたいなのがあって、RHG も読書会もそこでやったんですよね。で、私 SICP 読書会の方も行ってたので、RHG の読書会があるっていうのもあるっていうんで、喜んで行ったという記憶しています。RHG は出会いはそんな感じだと思うんだけど、なんかねそこから 2004 年の Ruby の会設立まで 2 年間あったわけですが、高橋さんはなんかやんなきゃなと思ってたんですか。Ruby の会は。

高橋
: Ruby の会はこれはなんか前の、STORES さんのときのインタビューのやつ[^3]だったっけ、あそこでもちょっと話しましたが、Onsen Meeting [^4] をやって、これは個人でやるのはしんどいみたいなことになって、こう Ruby の会、まあでもその前からそもそも世の中にはユーザーグループ設立ブームみたいなのがあったわけですよ。当時はもうそれが一段落してたぐらいですね。2000 年前後の頃にいろんなユーザーグループが立ち上がったっていう経緯があり、で Ruby はそういうのがなかったんですよ。なんでなかったかっていうとまつもとさんがいる中で、まつもとさんはまあユーザーグループとかは作らないじゃないですか。メーリングリストだけ作ってそこで参加してください、まあそりゃそうですねみたいな感じで、でじゃあまつもとさんを差し置いてユーザーグループ作るっていうのは、みんなやりたがる話でもないわけですよ。っていうのと、あとやっぱり日本でできたユーザーグループブームっていうのは、海外に開発拠点があるソフトウェアが対象で。大体 OSS の開発なので海外でやってるんですよ。日本で頑張って世界に広まってるのは当時なかったので、でそうすると海外の開発拠点とは別に、まあ国内での情報交換を基本的に日本語でやりたいですねっていうのがあって、ユーザーグループを作りましょうみたいな機運があったんじゃないのかなと、傍から見てて、私はその当事者ではないので、そういう風に見えて。で、Ruby でそれをやるメリットはないわけですよ。普通に日本に拠点があるので。みたいな感じなのでユーザーグループ設立部分には乗り遅れており。なんだけど、Onsen Meeting とかやるとやっぱり会が欲しいねっていうのがまず一つありました。あとは LL だ。LL で、Lightweight Language なんとかっていうイベントが 2002 年ぐらいから始まって、最初は LL Saturday ですね。でそれのときに Ruby、Perl と Python と PHP と Ruby の 4 つの言語を中心的に取り上げましょうみたいな話になってて。で、Ruby 以外はユーザーグループがあるわけですよ。で、会があると話がしやすいわけです。こういう企画をやりたいんで登壇者の人とかいますかねとか、こういう企画をやってみるのはどうですかね、みたいな話をする相手の人っていうのが必要で。で、日本でそれやると、そういう会がないので全部まつもとさんの方に投げるみたいな話に、もうなってしまうわけです、そりゃさすがにまつもとさん大変だろうみたいな話もあり。なので、その辺にいた人たち、例えばごとけんさんとかが、なんか動かしてたっぽいのかな。
: Ruby の会は前に、STORES さんのときのインタビューのやつ[^3]だったっけ、あそこでもちょっと話しましたが、Onsen Meeting [^4] を開催して、これは個人でやるのはしんどいみたいなことがあって。でもその前からそもそも世の中ではユーザーグループの設立ブームみたいなのがあったわけですよ。当時はもうそれが一段落してたぐらいですね。2000 年前後の頃にいろんなユーザーグループが立ち上がったっていう経緯があり、でも Ruby はそういうのがなかった。なんでなかったかっていうとまつもとさんがいる中で、まつもとさんは自分ではユーザーグループとかは作らないじゃないですか。メーリングリストだけ作ってそこで参加してください、そうですねみたいな感じで。でも、じゃあまつもとさんを差し置いてユーザーグループ作るかっていうと、みんなやりたがる話でもないわけですよ。あと、日本でのOSSのユーザーグループブームっていうのは、主に海外に開発拠点があるソフトウェアが対象で。日本で開発を頑張って世界に広まってるのは当時ほぼなかったので。そうすると海外の開発コミュニティとは別に、日本の国内での情報交換を日本語でやりたいですねっていう動機があって、ユーザーグループを作りましょうみたいな機運があったんじゃないのかなと、傍から見てて。でも、Ruby だとそれをやるメリットはないですよね。普通に日本に拠点があるので。なのでユーザーグループ設立ブームには乗り遅れていたんだけれど、Onsen Meeting とかやるとやっぱり会が欲しいねっていうのがありました。他にもLL、Lightweight Language なんとかっていうイベントが 2002 年ぐらいから始まって。最初は LL Saturday ですね。Ruby、Perl と Python と PHP と Ruby の 4 つの言語を中心的に取り上げましょうみたいな話になってて。で、Ruby 以外はユーザーグループがあったわけですよ。そういう会があると話がしやすいわけです。こういう企画をやりたいんで登壇者の人とかいますか?とかみたいな話をする相手の人っていうのが必要で。でも、Rubyにはそういう会がないので全部まつもとさんの方に投げるみたいな話になってしまう。そりゃさすがにまつもとさん大変だろうみたいな話もあり。なので、その周りにいた人たち、例えばごとけんさんとかが関わってたっぽいのかな。

neko
: Ruby 日本の会ができる前の話。
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